人と同じであることに我慢ならない奇行種。メンヘラ。マルチポテンシャライト。中二病。
興味は幅広くわりとフットワークも軽いけど、とにかくすぐ飽きる。続かない。
悪く言えば、やり抜く力が無い、三日坊主のプロ、器用貧乏...etc
よく言えば、物知り、上達が早い、要領がいい、器用、多才
自分がどうやらこういう特性だということをわりと最近知ったので、それをを軸に、僕が辿ってきた道のりを少し書かせていただきます。
今までやってきたことを列挙すると
- 小学から大学まで野球部
- 大学時代は、バッティングセンター、家電量販店でデジカメ販売員、すし屋でバイト
- 飲食関係に就職、店舗のエリアマネジャー
- ネットワークビジネス(アムウェイ的なやつ)に手を出すもすぐやめる
- パチンコにハマる
- バイナリーオプションで数万円を瞬で溶かす
- 店舗メンテナンス関係の部署に異動
- カラオケにハマり大会に出たりする
- 10年目で退職
- カラオケ関係のブログ、ユーチューブをやる
- ギターを習い、友人の結婚式で弾き語り披露
- 神道っぽいオンラインサロンの運営スタッフ→1年でやめる
- 歌、ブログ、ユーチューブ挫折
- ウーバーイーツ
- 飲食店のコンサルを目指すも全く案件が取れず1週間で挫折
- 大学時代のすし屋バイトに出戻り
- 料理系ユーチューブを始めるも、動画5本で飽き、削除
- すし屋開業を目指すも3ヶ月で情熱は消える
- 登山にハマる
- このブログを始める
- 登山系のユーチューブを始めるが、動画2本ですでに飽きた
- このブログもしばらく放置。
- ランニングを始める
- 小説を書こうと思い立つも、現実逃避しまくって進んでない
棚卸しのつもりでザッと並べてみましたが、まあまあいろいろありますね。
唯一それなりに続いたのは、少年時代の野球と会社員生活くらいですかね。
続いたとはいえ、野球の情熱は高校でプロになれないと悟った時点で消えていましたし、会社員としての情熱は5年ほどで憎悪に変わりました。
書き出した他にも、興味が湧いては瞬時に情熱が消えたものは数知れず。。。
古着に凝っていた時期もあるし、本を読み漁った時期、釣り、キャンプ、素潜りで魚を突く、自転車で遠出する、などあります。
もうほんと、何やっても情熱が続かないので、これこそが俺の生きる道だ!と確信した登山でさえも、今はちょっとモチベ下がり気味な始末。
ただ、2017年から始めた情報発信(ブログやユーチューブなど)は、なんだかんだもう4年くらいはやってます。(途中全く発信してない時期もありますが)
どうやら、「何かを伝えたい」という欲求は一貫してあるようで、これだけが頼りです。
会社を辞めた理由
僕が退職したのは2018年末ですが、そのころからちょうど流行りだした
「好きなことで生きていく」
というやつの影響を大きく受けていたと思います。
年齢も30を過ぎたあたりで、自分の人生を真剣に考えるようになりました。
情熱も無くしたサラリーマン生活を続けても、僕は何者にもなれない・・・そんな危機感がありました。
仕事がうまく行ってなかったこともあり、だんだん
「自分は社会に必要がない」
と考えるようになりました。自分の代わりなんて、いくらでもいるのです。
じゃあ、何のために生きるのか?ともんもんしながら自己啓発本などを読み漁り、好きなことをやるべきだ と思ったのです。
そんな時、自分の好きなことってなんだろう?と考えると、真っ先に出てきたのがカラオケでした。
好きなことをマネタイズするには何がいいのか?ハマるときはとことんハマる僕の特性を活かし、調べまくった結果、ブログがいい という結論になったのです。
ブログを始めた頃は、文字通り右も左もわからずでしたが、会社に通いながら毎日毎日記事を書いていきました。
毎日、会社帰りにカフェに寄ったり、まっすぐ自宅に帰ったりして、速攻で記事を書く、ということを続けました。
なんとか50記事ほど書いた時、それなりのアクセスがつくようになりました。
「この勢いならイケる!」
そう確信し、会社を辞める決断をしたのです。
メンターのオンラインサロン立ち上げに呼んでもらうも・・・
ブログを始めて間もないころ、参考にしていたブロガーの有料講座に参加しました。
そのおかげもあり、メキメキとブログを育てることができました。
メンターの講座で学ぶのは楽しかったので、彼が主催するすべてのイベントに参加していました。
そしたら随分よくしていただけるようになり、立ち上げ予定のオンラインサロンの運営メンバーになることを打診してくれたのです。
断る理由などないので、二つ返事でやらせてもらいました。
サロンのことがメインの活動になったため、自分のカラオケブログからは手が遠のいていました。
会社を辞めたことでカラオケ自体にもいかなくなったので、歌うことにも興味がなくなっていきました。
サロン一本で頑張ろうと思っていましたが、うまくいかないことが多くなり、そのうちこちらのモチベーションも無くなっていきました。
しまいには鬱に近い状態までなり、全てを放り投げてしまったのです。
ネット関係に嫌気がさす
サロンを辞めてしまったので、またしても自らひとりぼっちになってしまいました。
自分に残っているのは、それまで必死に育てたカラオケブログだけです。
その頃カラオケブログは、歌のレッスンをしてもらってたボイストレーナーさんに譲渡していました。
しかし、僕はブログ運営やブログを使った集客法も学んでいたので、サイト運営をサポートさせてもらうことにしました。
だがしかし、その時期プライベートでもいくつか問題があったり、会社員時代の貯金も底をついたことで、精神がもうボロボロになっていたのです。
カラオケブログのPVは多い月で7万PVにもなることがありました。
そこからもうちょっと頑張れば、しっかりとした収入が作れるというところだったのに、なにもかもやる気が無くなってしまいました。
パートナーのボイストレーナーさんにごめんなさいして、そのブログからも完全に手を引いてしまいました。
好きで楽しかったことのはずなのに、心底嫌気がさしてしまいました。
それ以上に、好きなことすら続けられない自分が許せなくて、がっくりきてしまいました。
今度はすし屋を目指す
ツイッターを見ると、今だに大量の「自称成功者」が、どっかの自己啓発本にかいてあるようなことを一生懸命つぶやいています。
でも、ぜんぜん自分の言葉をしゃべってないな、こいつ ってのが何となくわかるのです。
なんだかありきたりなことばっかり書いてて、そういうのは全く響きません。
それで思ったんですね、
「これが好きなことで生きてるって言えんの?結局、社畜と同じラットレースじゃん」
何の実績もない奴らが、必死にセルフブランディングしようとして、
「〇〇専門家」「人生ワクワクコーチ」
みたいな判を押したような肩書きを名乗ってる。
それで残ってる情弱のパイを取り合ってる。それじゃあ椅子取りゲームと同じじゃないか。社畜として限られたポストを心を削って追いかけてるのと同じ。
僕はこう言いたい。
「それ、やってて楽しいか?」
とはいえ、そいつらよりも圧倒的に行動ができていない自分はもっとクズなのです。負け惜しみ。
毎日毎日、パソコンの前に座ってるのが苦痛になったので、体を動かす仕事がしたいと思ってきました。
ネットに嫌気がさしていたので、技術を身に付けたいと思ったのです。
そこで次に考えたのが、寿司屋を開くことでした。
かつてお世話になったすし屋の店長に連絡を取り、働かせてもらえることになりました。
何事も興味が湧いて、やり始めはとても楽しいものです。
店長もよく教えてくださり、どんどん上達しました。いろんな魚のさばき方やら、卵焼きやら、できることが日に日に増えていくことが楽しいのです。
これもマルチポテンシャライトの特性ですが、自分から見ても平均より上達が早いのです。
新しいことをやり始めると、次に出てくるのが
「伝えたい」
という欲求。
僕は承認欲求が強すぎるのか、あれほど嫌気がさしていたユーチューブもまたやりだしました。
今度は料理系動画です。が。
・・・・・動画5本で飽きました。
またすぐ辞めてしまった。
そのうち寿司への情熱も一気に冷めてしまいました。
なんだか、先がなんとなく見えると、やる気を失ってしまうようです。
お世話になってる店は、地域では有名な人気店ですが、それでも毎日毎日仕事に追われて大変そうで、「僕にはあそこまでできない」と感じたのです。
ただただボーーっとする
ここまでくると、さすがに自分の特性に気づき始めました。
”ちょっと尋常じゃないレベルの飽き性だ”
もう何やっても続かないな、どうせ。という落胆した気分になり、何一つやる気がなくなりました。
そのうち、何か特別なことをするのを諦め、考えるのをやめました。
ただただボーーッとして、時間になったらバイトに行き、帰ったら発泡酒を飲んでアニメ見て寝るという生活。
それが好きなことといえばそうなのかもしれません。
ただただしたいようにする。そんな生活は、ストレスがなく快適でした。
ただし、その代わり当然ですが生活にハリがありません。ワクワクもありません。
そのうちダラダラすることにすら飽きました。
登山と出会う
ダラダラ生活に飽きた頃、すし屋の先輩がテントを貸してくれると言うので、試しに山に行ってみることにしました。
ニワカにワクワクしてきたので、そうなると一気に情熱に火がつきます。
尾瀬に行って初めてのテント泊をしてみることにしました。
これがまた楽しくて、一気にハマりました。
キャンプもいいですが、それ以上に登山することにワクワクしたのです。
「こういうのが本当にやりたかったことだ!」
そう感じました。
毎度のパターンで、すごい速度で上達し、登れる山のレベルが上がりました。
高額な登山道具を買うため、一生懸命ウーバーイーツもやりました。
少しずつ道具も揃っていき、登山デビュー初年度でいきなり厳冬期の雪山、さらにはバリエーションルートでアルパインクライミングまでできるようになってしまいました。
情報発信熱が再燃
これもいつものパターンですが、何かにハマると今度はそれを伝えたくなるのです。
そして始まったのが、当ブログです。
ただ、何度もハマっては飽きてを繰り返してきたので、正直登山のことだけを発信するのは続かないとも感じていました。
なので、いろいろ悩んだ挙句、ブログのテーマは一つに絞らない雑記ブログとしました。
テーマは絞らず、自分の母艦サイトとして、長く育てていこうと思ったのです。
ということなので、このブログはたぶん、全く一貫性のないものになります。
登山のことを書いてたかと思ったら、ビジネス書や自己啓発のことも書くでしょう。旅のコーナーもそのうちできると思います。
ただ一つ、僕の生き方自体が向かっている方向というか、伝えたいことというか、そういうのがなんとなくあって、
- 個人としてより良く生きるためには?
- 納得できる人生って?
- 成功とは何か?
- 幸福とは何か?
こういったことの追求なんだろうな、と思っています。ここは言語化が非常に難しく、今だに一言でしっくりくる説明ができないのですが・・・
生き方を一緒に考えていきたい、僕の発信を通じて、同じように人生に悩む人とコミュニケーションが取りたい、というのがこのサイトの目的な気がしています。
まだまだ悩みは尽きませんが
このブログは、僕の迷いながらの人生とともに歩んでいくものだと思います。
個人としての幸福を手にするには、こうすればいいのです!という答えは出せません。
ですし、僕は経済的に成功しているわけでもないので、こうすれば稼げます!とも言えません。
なので、成功してる人たちの発信のような信頼性はありません。
だから、もしここにあなたが訪れてくれたのなら、一緒に悩みましょう、一緒に成長しましょう。
答えは出せないけど、いっしょに答えを探すことはできます。
もっといえば、答えはないのかもしれません。
でもそれでいいのです。
それが人生というものだと思うから。
誰かに見ていてほしいだけなのかもしれません。
生きた痕跡を少しでも残しておきたいだけかもしれません。
それが僕の「伝えたい」欲求の源泉なのかもとも思います。
ぶっちゃけ、いっぱい稼いで有名になりたいです。
承認欲求が強いです。一番になれないコンプレックスです。
お金や名声を手に入れても幸せになれないという人もいますが、何も成し遂げていないうちにそんなことは口にしたくはありません。
承認欲求は幻想かもしれないけど、承認欲求を一度くらい満たしてからでないと何にもいえませんから。
だから今でも、何か一つのことを成し遂げられないか、ずっと悩んでます。
悩んでは手が止まり、ハマっては飽きて、を繰り返しています。
それらがいつの日か、どこかの道に結びついて、”何か”の形になるといいなあ。
「これをするのが僕の人生だ!」
というのが見つかるかはわからんけど、それまでとことん悩んで迷っていきます。
その道程を記録するのが、このブログの役割です。
悩んでこそ人生だと思います。だから、このブログを通じて伝え続けることは、人生そのものに置き換えられるかもしれません。
ということで、僕の人生と同じでどこに行き着くかわからないブログですが、もしあなたの道と交わるとこがあったら、しばし道のりを楽しみましょう。
悩みながら、ゆる〜く、流れるがままに。
追記
と思ってたらやはり登山もブログも飽きてしまいました。
理由はまた別のことがしたくなったから。
それは小説を書くということです。(ぜんぜん進んでないけど)
それに伴い、ランニングを始めてみました。
なぜかというと、村上春樹さんが長年走っていると、どっかの記事で読んだからです。
村上さんはそのインタビューでこんな感じのことを言ってました。
「小説を書く上で最も役に立ったと思うことは、走ることです」
走るのと小説になんの関係があるの?と興味が湧いたので調べてみると、どうやら運動すると頭が良くなるという研究があるようで、それに関する本もたくさん出ているようなのです。
また、鬱を改善する効果もあるらしく、これは目からウロコとすじこ。やらない手はないぜ。
てことでとりあえず走り出しました。
本来の目的だった小説は進んでいないものの、ランニングはまだ続けられています。
走ると確かに、充実感や達成感がすごいのですよ!まだ頭が良くなった実感はありませんが、このまま続ければ、失われた10年を取り戻せるのかも???気力も体力も充実した10代から20代のエネルギーを!
ランニングの効果についての記事も、書いていきたいと思います。気が向いたら。(←書かねーだろどうせはっはー)