奄美大島でキャンプ旅1/4日目〜初めての輪行で地獄見る〜

奄美大島旅行記です。

今回やりたかったことは、チャリで周って釣りしてキャンプする旅です。3泊4日の旅程だったので、全4回にてお送りします。

 

奄美大島。かねてより行ってみたかった南国の楽園です。ちょうど友人が奄美大好きっ子で自慢してくるので、そんならワシも行ってやろうじゃねえかということで。

で、今回のチャレンジは、愛車のジャイアント・エスケープR3を輪行バッグで持ってって、さらに釣りして釣った魚でキャンプ飯を作るというもの。釣りはビギナーなのでほとんどそれらしい釣果は上げられていませんが、さすがに奄美なら釣れるだろうと思っていた時期もありました。

結果はどうなったのか?てことで第1日目スタートなり

 

奄美大島のチャリキャン旅は波乱の幕開け・・・

奄美大島に最速で行くには、成田からの飛行機です。ピーチです。LCCとはいえ、これが驚くほど安いんです。

トップシーズンではなかった(9月末)というのもあり、行きの飛行機はなんと約8000円!まあ結局、自転車の輸送とお預け荷物でプラス7000円くらいになりましたが。

7キロ未満の荷物で体だけ行くなら、かなり格安です。

さて、ピーチに乗るために今回初めて導入した輪行バッグにチャリを格納し、早朝の電車に乗り込みます。(これがまたいろいろ大変だった・・・。初めての輪行については別記事で詳しくかきます)

空港ではどうせなんかしらのトラブルがあるだろうと想定し、大幅に余裕を持っての出発です。

が、、これがちょうど通勤ラッシュに突撃してしまい、他の乗客の視線が怖い・・・・

しかもコロナ禍の中でどうみても不要不急の外出。非常に恐縮な想いで縮こまっておりました。すいません。

なんとか日暮里からスカイライナーに乗ってようやく安息を得ました。

 

さて、成田空港に着き、ピーチのカウンターの近くでウロウロしていると、真っピンクのジャケットを着たスキンヘッドの怪しいおっちゃんがなにやら喋ってくる。

ピ「自転車はペダル外さないと乗せられませんが外してます?当社の規定です」

ワイ「そうなんか。ほんなら今から外すで」

ピーチのサイトにそう書いてあった気がしたんですが、輪行してる人のブログによるとペダル外さなくても飛行機いけたよーっていう情報もあり、まあなんとかなるでしょ!となめてかかったのが大失敗のもとでした。

携帯用の自転車工具も持ってたし、釣りに使うプライヤーもあったのでなんとかなるだろうと思い、いざ外し作業にかかってみると・・・

 

ぜんぜん外れない

 

そもそも六角レンチが必要で、携帯用の自転車工具の中にそれはない。釣り用の細っそいプライヤーなんかでは固く締まったペダルが回るはずもなく・・・

やべえ。マジでやべえ。時間に余裕持って到着したとはいえ、みるみるタイムリミットが迫る。

 

そこで第1の作戦を思いつきます。

タクシーの運ちゃんに工具を借りよう!てことで、そこらへんのタクシーに声かけてみる。

が、、、そんなものは積んでないという。たぶん他のタクシーも同じだろうということで、この作戦は断念。

 

どうしよう。タクシーで近くのホームセンターまで行って買ってくる?いや、時間が間に合わない。

やばい。やばい。やばい。

ダメじゃん。第2の作戦・・・無い。

 

早くも諦めろことを考えます。というか、もうどうしようもない。

もう無理なんで、被害を最小限に抑える方向に思考をシフトさせます。ということで、残念だが今回はあきらめよう。奄美旅、これにて終了。

さっきのピーチのスキンおじさんに話します。

 

ワイ「おっちゃん、ぺだる外せんかった。キャンセルや」

ピ「お客様のシンプルピーチのプランだと、そもそもキャンセルができねえぜ」

ワイ「まじか。ほなら、飛行機も乗れず料金も払って諦めるしかないんか」

ピ「そうだ。」

 

ピ「あ、そういえばJALかANAのカウンターなら工具貸してくれるかもしれんで。おっちゃんが一緒に行ったる」

ワイ「マジか!早よ言わんかい!」

ピ「時間がない!ついてこい!」

ワイ「頼むで!」

 

真っピンクのおっちゃんと金無さそうなアラフォーが空港内を汗だくでダッシュします。

おっちゃんのいうとおり、サービスカウンターで工具をゲット。

 

ピ「さあ時間がないぜ!先に行くんだ!俺のことは心配するな!振り返らずに行けええええ!」

ワイ「おっちゃんを置いてくなんて!そんな!どうしたらええんや!」

ピ「ダチのために死ねるなら本望よ!いいから行っちまいやがれ!」

ワイ「絶対死ぬんじゃあねえぜ!」

 

涙をぬぐいながら自転車の元に走ります。

借りた工具でペダル外しに取り掛かるもなかなか固くて回らない。搭乗手続き終了まで10分を切った!くそー!ここまで来て諦めるしかないのか!

ヤケクソでペダルにはめたレンチをぶっ叩いてみると、回った!

 

よっっしゃああああああ!

てことでほぼオンタイムで搭乗手続き完了。

横を見るとピンクのおっちゃんが。

 

ワイ「おっちゃん。ほんまにありがとやで」

ピ「礼はいらねえよ。これが俺の仕事さ」

 

ピーチの方々、ありがとう。

なんとか飛行機にのったものの、もう精神も体もズタズタです。

 

席に着き、ようやくホッとしたところで

機内アナウンス「お呼び出し申し上げます。野生のはしもっ様、お預け荷物について確認がございます。」

呼び出される。今度はなんだよ!

行ってみると、キャンプ用に積んでおいたバーナーのガス缶がダメとのこと。イワタニの新品のやつを破棄するハメになりました。

あーガスダメなのね、しらなかった。

 

なんか出発前にいろいろありすぎてすでに放心状態。

気がついたら奄美大島つきました。

苦難の末奄美大島上陸

息も絶え絶え奄美空港到着!

すでにいろいろありすぎてお腹いっぱいですが、エスケープ奄美カスタムを組み立てます。輪行バッグを担いでる変態は僕だけなので、ちょっと小慣れた旅をしてるっぽい感じでドヤ顔しています。

破損もなく無事に到着。さあ組み立てるぜ

ほい奄美カスタム完成!

青空が気持ちいいがさすがに暑い。気温は約30度

パンパンのザックをキャリアに乗っけてみる。

こうなった笑。ほんとはパニアバッグとかサイドバッグとかで積載したかったけど、予算不足のため今回は無理やりザックごと載せる作戦。

なんとなく危惧していたが、やはりザックが後ろに長すぎて重心がめっちゃ後ろに。簡単にウイリーしてしまう安定感の無さ。

しかしなんとか漕げることを確認し、ダサいけどこれでいきます。

少し走ると土浜海岸というビュースポットに。あーサイコーの景色!こういうのがしたかったんだよ。

しかし、やはりこの積載方法だと、左右にもめっちゃブレる。安定感がまるで無く、ちょっとバランスを崩すとハンドルが持ってかれる。おまけにザックが重すぎて(約13キロ)、車体のフレームごとグラグラ歪みます。危ないので、改善が必要だなこりゃ。

 

さらにもう少し走ると、島のコンビニなる看板が!すでに昼過ぎだけど、朝からトラブル続きでなんも食ってなかったので助かった。

ここ、島人mart笠利店。イートインテラスはオーシャンビューで超スバラシイ!この後何度もお世話になることになった。品揃えも良く、22時までやってるので、ぜひ使うといいです。奄美空港からの移動でおそらく最初に見つけるコンビニなのでとても便利。

さて、本日の目的地である、「Camp & Music KOYA」までもう一踏ん張り漕ぐぞーと思ってたら、この島人martのすぐ上でした。

1日目のキャンプ地【Camp & Music KOYA 】

ここのすぐ向かい側に、「ケンムン村」の入り口があり、その坂を登ったところがCamp & Music KOYAです。

KOYAさん到着!

店内で受付けします。

店はバーになっていて、めっちゃオサレです。普段は夜も営業してますが、コロナ禍につき昼のみ営業。しかしついた頃にはもうおしまいでした。

夜のバーは営業してる時にぜひ来てみたい!キャンプしてバーでクラフトビール飲んで、とかいいなあ・・・また絶対来るぜKOYAさん。

スタッフさんもとても気さくでよかった。

テントサイトは高台になっており、これ以上ないオーシャンビュー。

テントサイト全景。綺麗に整った芝生サイトです。本日は貸切り。

日差しは強いけど、吹き抜ける風が気持ちよくてあーーーもう!

さーて、テント建てます。

その前に、今回の装備をご紹介するぜ

  1. チャリ(ジャイアント・エスケープR3 奄美エビホーンカスタム)
  2. 釣り具
  3. 着替え
  4. シュラフ(コールマン・フリースシュラフ)
  5. マット(THERMAREST・ネオエアーXライト)
  6. テント(ファイントラック・ツェルトⅡロング)
  7. ペグ
  8. レインウェア(モンベル)
  9. レインパンツ(ファイントラック・エバーブレスフォトンパンツ)
  10. 輪行バッグ(モンベル)とスプロケットカバー
  11. クッカー(モンベル)とメスティン。固形燃料(エスビット)など
  12. まな板(ダイソー)、焼き網(ダイソー)、ウロコ取り(ダイソー)
  13. 保冷バッグ(サーモス)、パソコン(マックブックAIR)
  14. 椿バッグ(伊豆大島で買った500円くらいの防水トートバッグ)
  15. メディカル系(日焼けどめ、ウエットティッシュ、コンタクトレンズ、メガネなど)
  16. 電子系(モバイルバッテリ、コード類、ヘッドランプ、ランタンなど)
  17. エマージェンシーシート
  18. 折りたたみイス
  19. ヘルメット
  20. ゴミ袋
  21. ミニ三脚
  22. 釣竿(アブガルシア・モバイルロッド)
  23. トレッキングポール(ブラックダイヤモンド)テントポールとして使用
  24. ザック(フェリーノインスティンクト)45リットル
  25. チャリの工具類(交換用チューブ、マルチツールなど)

広げて見ると、よくこんなん背負ってきたなーと思う。登山での装備軽量&小型化の経験が大いに役立ちました。

重量はザック約13キロ、自転車11キロです。自転車を組み立ててしまえばどうってことないですが、これ担いで電車乗るのはけっこうえげつない。

こんな感じでテント建ちました。気温が高かったので、今回はタープ風スタイルで設営してみました。下から風が抜けるようにしてあり、とても涼しくて快適です。

ツェルトⅡロングはこんなかんじで使い方のバリエーションが多いのも魅力です。ちゃんとしたテントだと、周りがガッチリ囲われているので、夏場だと正直熱気がこもって暑すぎます。夏場の平地キャンプはぶっちゃけ雨さえしのげればいいので、むしろテントよりこっちのが使い勝手がいい。おまけに軽量&コンパクトだし。

おもいっきしくつろぐ。

さて、設営も終わり、まだ時間があるので、釣具屋に行って明日以降の釣りの準備をしようと思います。近くで釣りしようかと思ったんですが、もう朝からバタバタで疲れたので今日はナシ。

サイクリングがてら、約10キロ先のビッグツー奄美店に行ってみることに。ここ、ホームセンター的な感じで、日用品から食料、レジャー用品まで豊富でめちゃくちゃ素晴らしい。奄美の人は全員ここだけで生活できるんじゃないかというくらいの気合を感じました。奄美で物資調達するならここでほぼ揃います。

奄美旅激動の1日目ようやく至福の晩メシ。キャンプの醍醐味だぜ

10キロは意外と遠くて、帰る頃には真っ暗。

テントに帰ったらシャワー浴びて、晩飯の準備です。ちなみにキャンプKOYAさんのシャワーは100円で3分です。僕は200円使いました。(←どうでもいい)ちゃんとお湯出ます、清潔で快適です。

釣りはできなかったので、おかずを下の島人martで購入。あとビールも。氷が100円とお得だったのでそれも購入し、クーラーバックに詰めてテントへ帰ります。いやー、ほんとにまじで島人martさんサマサマです。素晴らしい店です。夜10時まで営業です。

購入した炭でメシを炊きます。焚き火台としてミニ五徳を代用します。今回は無洗米を持参。研ぐのめんどくさいからね。

よっしゃああああ!念願のビールだぜ!南国といったらオリオンですよ。

 

これ。今回から導入のモーラナイフ。炭がデカイので、これでバトニングして砕きます。マジで持って来てよかった。前回、本栖湖のキャンプでなかなか薪が割れず苦労したので、次は絶対薪割りができる装備を、ということで購入しました。これがあれば魚もシメられるしね。モーラナイフ、最高です。

本栖湖キャンプ場に行ってきたよーていうブログ記事です

2021年9月某日、本栖湖でキャンプしてきましたのでブログに投稿するよー ゆるキャン△を見て、最初にしまりんがソロキャンしてた、あのキャンプ場に行って見みたいーー!て思う人は多いのではないでしょうか。 ...

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シメは角煮丼だぜ。角煮は島人martで買ったレトルトだけどな。メスティンで湯煎してぶっかけただけだが、これがサイコーにうまかったぜ。

ごちそうさまのあとは星空を眺めながらのんびり。天の川がガン見えだった。カメラがスマホしかないのが残念。

 

夜中、めんどくさくてゴミ袋をテントの外に置きっぱにしてたら、何やらガサガサと音が。外を見ると、見事にゴミ袋を持ってかれてしまいました。(翌日、道路に下る階段のとこで発見し回収)みんなゴミの動物対策どうしてるんですかね?テントの中に置いとくと、入ってこられたら嫌だしなあ。

そこから目が冴えてなかなか寝付けず。どうもいまだに動物気になっちゃうんですよねー。

 

そんなとこで1日目終了。長い長い1日でした。

そもそも初めての輪行でいきなり空路を使うなんて人はあんまりいないと思うけど、にしても想定外の事態がとことん起きたなあ。まあ良い経験でした。

明日は目星つけたポイントまでチャリで走って、釣りします。

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