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【Bingの答えは?】やりたいことが見つからなかった僕が、夢中になれることを見つけた最も簡単な方法

2023年2月16日

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ルサンチマン伯爵
どうせやりたいことの見つけ方なんか、ワイには関係ないで
おっさんだってちゃんとやりたいことが見つかる方法があるでしゅよ!
あきらめんじゃないでしゅよ!
ぱんぱん!
きんぱん

やりたいことがない、自分のしたいことがわからない、そんな時ってなんか焦燥感があってモヤモヤしますよね。
この記事では僕の経験を踏まえた、やりたいことの見つけ方をお伝えします。
話題の「新しいBing」にも聴いてみたので、それも紹介します。

僕自身、やりたいことがわからなくてずっと悩んでいました。
真剣に考えだしたのは、30歳になったころからです。
どんな仕事がしたいのか、本当はなにがやりたいのか悩みに悩みました。というか30歳から36歳くらいまでずっと探し続けました。

その間何度も鬱っぽくなったりしてさんざんもがいた末、やっと自分が本当にやりたいことを見つけることができました。
やりたいことが見つかれば、毎日が充実して楽しくなります。

本当にやりたいことを見つけるのは簡単ではないかもしれません。
僕自身、やりたいことを見つけるワークとか、自分に合った仕事を見つける診断とか手当たり次第やりましたし、いろんな考え方も学びました。たくさんの本も読みました。

この記事ではやりたいことの見つけ方を7つと、自分を知る3つの質問を紹介します。
また、最終的に僕がやりたいことを見つけた【オレ流】の最も簡単な方法もご紹介します。
あなたに合った方法を見つけてもらえればと思います。

ただ、やりたいことは見つけようをすればするほど分からなくなる側面もあります。
そのへんのことも詳しくお話ししていきたいと思います。

もくじ

やりたいことの見つけ方7選

やりたいことを見つけるために、すぐできることを7つ紹介します。

興味があることや楽しいと感じることを書き出す

ノートや紙に書き出してみると、モヤモヤが明確になってきます。

興味があることや楽しいと感じたことを書き出してみてください。
誰にも見せるものではないので、恥ずかしがらず、自分の内なる批判者を黙らせて、自由に書くことがポイントです。

とにかく制限なしに書き出していくと傾向が見えてきたりするので、重要なヒントになります。

行動に移してみる

興味があることとか楽しそうなことを見つけたら、とにかく実際に行動に移してみることが大切です。
やってみないとわかりませんからね。

やってみたら最初はうまくいかないかもしれません。
うまくいくか本当に楽しいかどうかはべつに大して重要ではなくて、また次もやってみたいかどうかです。

例えば僕の場合、シューズもウェアも無いけどとりあえずランニングしてみたら、最初はぜんぜん遅かったけどまた走りたくなりました。
そのうちもっと速くなるにはどうしたらいいか、とますますハマっていきました。

一度やって興味がなくなればまた別のことをすればいいし、もっと先が知りたいという欲が沸いたらまたやればいい。
そんな気持ちが湧いたらしめたものです。

多くの人と接して視野を広げる

今まで関わってこなかった分野の人と接するのも、やりたいことを見つけるきっかけになります。
自分のコンフォートゾーンを抜け出すことです。

ビジネスマン向けのセミナーとか、楽器を習ってみるとか、サークルに入ってみるとか。
最初はおっくうだけど少しだけ勇気を出せば、かならず新しい世界がひろがります。

例えば僕の場合、会社員時代にボイトレを習ってみました。
後になって振り返れば、それがもとになってブログにも出会いましたし、いろんな道が開けていきました。

自分の知らなかった適性や才能を発見することもあります。

読書をする

読書は人と接することに似ています。
なぜなら、その本の作者の考えがぎっしりと語られているからです。それを読むということは、その作者と対話していることとなんら変わりません。

だから、自分の新たな世界を広げるきっかけになります。

また、いろいろな考え方をインストールすることで、あなた自身の思考もアップデートされていきます。

僕自身、本に刺激をもらってきたことは、やりたいことを見つけるのにかなり役立ちました。
読んでいるうちに、興味のある分野がわかってくるので、逆算的に自分の興味を知ることができます。

今まで楽しかったことをもう一度やってみる

いままで楽しかった経験は誰にでもあるでしょう。
子供の頃の記憶まで辿ってみることがポイントです。

例えばミニ四駆とか、昆虫採集とか、お絵かきとか。
僕の場合は、自転車で行ったことのない場所まで行くのが、たまらなくワクワクして楽しかったのを覚えています。

それらの楽しかったことは、大人になった今でも変わらない可能性が高いです。
少し切り口が変わっても、結局気がついたら似たようなことが好きなのに気がつくかもしれません。

僕は大人になってもやはり、知らない場所に行くのが大好きで、だから登山とか走って遠くまで行くことに楽しさを感じるのだと思います。

自分が大切にしているものを明確にする

無意識のうちに自分が大切にしているモノやコトってのがあります。
それらはあなたの価値観を表すものなので、やりたいことの大きなヒントになります。
なにげなく大切にしているものを洗い出してみましょう。

例えば観葉植物を大切に育てているとか、料理は素材にこだわってるとか。

僕の場合は、仕事のメールは必ず丁寧に、誤解がないように書いていました。
あるとき同僚から「なんでそんな文章が書けるの!?」と驚かれたことがあります。
僕としては普通に書いていただけなんですが、人から言わせるとクオリティが高かったようなのです。

これは正確に伝えたいという、自分の価値観を知るきっかけになりました。
そしてそれは文章でアウトプットするときに、より力を発揮するということもわかりました。

あなたの何気ない価値観を知ることは、やりたいことを見つけるきっかけになります。

仕事に対する前向きな思考にシフトする

今の仕事がやりたいことではなかったとしても、少し視点をずらせばやりたいことが見つかる可能性があります。

例えば営業の仕事自体は嫌いだけど、お客さんと会話するのは楽しいとか。
または資料をまとめるのは好きとか。

全体的には嫌いな仕事にも、好きな要素がないか前向きに考えてみることも、やりたいことが見つかるきっかけになります。

その好きな要素の部分は、周りから評価されている可能性が高いです。
それを軸に仕事を進めてみると、あなたの新たな価値を会社に提供できるかもしれません。

やりたい仕事を見つける3つの質問

やりたいこと、とくにやりたい仕事を見つけるために、次の3つの質問に答えてみてください。

その仕事をすることで、どんな価値を提供できると思いますか?

あなたは、仕事でどんな価値が提供できるか、もしくはどんな価値を提供したいでしょうか?
それが明確になれば、あなたがやるべき仕事が見えてきます。

例えば、あなたには強い正義感と人を助けたい気持ちがあるとします。
もしそうなら、正しいことをして人を助けられるという大きな価値を提供できる可能性が高いですよね。

警察官とか消防士、医者なんかが向いているかもしれません。

その仕事をすることで、どんな人になれると思いますか?

例えばあなたが興味のある仕事をしたら、どんな人物になれるでしょうか。

出版に関わる仕事なら、知識が豊富でマーケティングに強い人になれるかもしれません。
介護の仕事を誠実にやれば、信頼される人格者になれるかも。
研究者になれば、その分野のエキスパートになれるかもしれません。

その人物像は、あなたのなりたい人でしょうか?
そこにワクワクを感じるなら、あなたが本当にやりたい仕事である可能性があります。

その仕事をすることで、どんな未来が見えてきますか?

あなたはどんな未来にしたいでしょうか?

好きな分野を深く突き詰めた未来が理想ですか?
周りから人格を尊敬されていたいですか?
地元や地方などの活性化に尽力していたいですか?
教育に教育分野に関わっていたいとか?

理想の未来から、それにつながりそうな仕事をさがしてみてはどうでしょうか。

【オレ流】最も簡単なやりたいことの見つけ方

さて、いくつかやりたいことを見つける方法論を挙げてみましたが、最終的に僕が見つけた最も簡単な方法をお話しします。

それは、

「なにもしないこと」

です。
ここまでお話ししてきたことは無駄とは言いませんが、僕は注意するべきだと思っています。
なぜかというと、やりたいことは見つけようと頑張れば頑張るほど、見つけにくくなる側面もあるからです。

また、やりたいことと得意なことは別物です。いっしょにするとますますわからなくなるのでここも注意が必要。

やりたいことを見つけようとすればするほど見つからないのはなぜか?

それは、やりたいことなんて、頭で考えてもわからないっちゅうことなんです。
頭で考えて思いつくようなことは、つまり理性的な思考で生み出されたものです。
ほんとうにやりたいことってのはそうじゃなくて、もっと本能的なところにあるのです。
だから、そうやって頭をこねくって考えた結論である「やりたいこと」はよく失敗します。
コレがやりたいことだと自分で考え出して、それらしい理由付けをしても、あとから「やっぱりなんか違う」となる人が多いのはそういうことです。

就活なんかでも、一生懸命自己分析ワークとかやって、自分のやりたい仕事とか無理矢理結論出しますよね?
あんなもんでは絶対ダメです。
むしろどんどん、本当にやりたいことから遠ざかります。
だから就職した結果、ほとんどの人が仕事がつまらなくなるのです。
就活ビジネス業界は反省したほうがいいです。

で、話を戻すと、やりたいことを見つけるには、「なにもしないこと」
つまり考えないことです。
本当にやりたいことは、心が教えてくれます。というか、既に知っています。
だから、子供は純粋にやりたいことを次々と見つけるんです。
頭で考えないで、心に従ってるからです。

最終的にやりたいことを見つけた僕の方法

僕の場合どうやってやりたいことを見つけたのか、その経験をお話します。

僕はやりたいことを見つけるためにいろんなことに手を出しては辞め、というのを繰り返しました。
マルチの人に会ったこともあるし、不動産投資を試みたこともあります。
それからパチプロを目指したり、バイナリーオプション、歌手を目指す、音楽ブログ、ユーチューバー、コンサル、コピーライター、寿司屋開業……
まあとにかくいろいろやって全滅してきたわけですが、ここで言いたいのは、たくさんチャレンジしてきた事実ではありません。

けっきょく、最終的にぜんぶあきらめた後に、やりたいことが湧いてきたということです。

上記のようにいろいろやっても何一つ続かず、正直「疲れ果てて」しまったんですね。
あれでもないこれでもない、でもどこかに僕の天職があるはずだ、と。
それを探すのに心底くたびれた。

会社やオンラインサロンなど、所属していた組織も辞めてしまったので人間関係もほとんどなくなりました。
それで人とも会わなくなったので、することが無くなってしまいました。

しばらくはその「孤独」という事実に寂しさを感じましたが、逆に「なにも自分を縛るものがない」という状態であると気がつきました。
つまり、仕事の重責も気を遣う人間関係の縛りも、なにもない。(もちろんバイトのシフトはありますが)
だから、べつに犯罪をしなければ誰にも文句を言われないのです。

そこで僕は、とにかくひたすら堕落しました。
つまり「なにもしなかった」

なにもしないということの定義にもよりますが、社会的に有意義そうなこと、生産的なこと、という意味においてはなにもしなかった。
バイト以外は惰眠を謳歌し、テキトウに酒を飲み、テキトウにアニメを観る。とにかくダラダラ。グダグダ。

そのうち重大な変化が僕の体に起こりました。

それは、「堕落することに飽きてしまった!」

今までいろいろ動いてきて、ことごとく飽きてしまった僕。ついに「なにもしないこと」にすら飽きてしまったのです。
どうやら、人間、なにもしないでいることはそんなにできないらしい、ということが分かりました。

なにもしないで居られなくなってくると、恐るべきことが起きます。

「あー!なんかしてえ!そうだ、みなかみ温泉でも行ってみよう!ちょっと行ってみたかったんだよね」

あれ?これって、「やりたいこと」だよね?それも純粋な。
あれほどなんにもしたくなかったのに、いつの間にか「なんかやりたい」と勝手に思ってる自分がいる。しかもなぜかすごいワクワクしてパワーが出る!

それに気がついてからは、この純粋な感覚を大事にするようになりました。
温泉に行ってみたら、そこから見える谷川岳に登ってみたくなった。山のことを同僚に話したら、キャンプのことを教えてくれた。道具も貸してくれた。試しにやってみたら、すごく楽しかった。もっと他の山にも登ってみたくなった。そのうち、やっぱりそのことを文章に書いて読んでほしくなった。ランニングすると頭が良くなるらしいから、もっと書けるようになるんじゃないかと思い、走った。マラソンが好きになった。

世間のしがらみとかプレッシャーとか、そういうのをぜんぶぶん投げて、なにもしなくなったら、心からやりたいことが湧き上がってきたのです。それは始めてのソロキャンプで見た、尾瀬の湧き水のようでした。

【オレ流】やりたいことを見つけるためのマインドセット5つ

ここまでは僕の経験からお話しましたが、これをもっと一般化してみましょう。
ほんとうにやりたいことを見つけるための重要なマインドセットを5つお話しします。

やりたいことを見つけるマインドセット1:やりたいこと=仕事と決めつけない

そもそも就活システムというか、就活指導みたいなものがいろいろおかしくしてると思うんですよね。
なんでそもそも、やりたいことを仕事の中から見つけなければいけないのか。
やりたいことが仕事でないといけないなんてルールはどこにも無いはずです。
なのに、みーんな思考が凝り固まって「やりたい仕事」を探す。なにかやりたい仕事を見つける義務があると思い込んでいる。
べつに仕事なんてやりたいものが無ければテキトウに楽そうなのをやっとけばいいんです。ただのライスワークと割り切ってやったってなんの問題もありません。仕事で生活費を稼いで、ほんとうにやりたいことは別にあったってぜんぜんいいですよね?

学生たちを見てるとほんとにかわいそうになります。目の前にはてしない世界が広がってるというのに、ダルいダルいと言いながら「やりたい仕事」ばかり探してるんですから。
それも就活ビジネス界隈のマーケティングのせいでしょうね。害悪です。

もっともっと人生は自由で、可能性があるんだよ、となぜ誰も教えてあげないのか。あるいはなぜ彼らも、そういった話に耳を傾けようとしないのか。
これはもうある意味洗脳ですよね。
それで人生の大切な時間を、大して重要でもないことのために使われてしまうのです。それえこそ使い捨ての部品のように。これが弱者、社会の犠牲者が大量生産されている理由です。

やりたいことを「仕事」と考える前提をまず捨てましょう。
もちろんやりたいことが仕事になるのは問題ないです。が、最初から仕事だけで見つけようとすると見つかりません。
それに今の時代、遊びが仕事になっちゃったりもする場合もありますから。

やりたいことは仕事という狭い視野で考えるのでなく、もっと心をフリーにして感じることが大切です。
まずは、やりたいこと=仕事という固定概念を捨てましょう。

やりたいことを見つけるマインドセット2:タスクの断捨離をする

ここで話すのが、「やりたいことは見つけようと頑張れば頑張るほど見つからない」の理由です。

世間では、何かを得るためには「あれもやるべき、これもやるべき」と「やること」ばかりが強調されます。
自己啓発本を一冊でも読めば、それだけで大量の「やるべきこと」を押しつけられます。
さて、あなたはただの一度でもそれらの「やるべきこと」を全てカンペキにこなせたことはあったでしょうか。少なくとも僕にはありません。

理屈はわかるけど、とてもこんなのぜんぶできない!できない自分はやっぱりダメ人間なんだ。と自己嫌悪に陥るのがオチではないでしょうか。

じゃあ、やりたいことを見つけて充実した人生を送ることができるのは、やるべきことを全てやれるカンペキ超人だけなのでしょうか?
そんなことはありません。
正直言って、そんなに全てカンペキにこなせている人なんか存在しないでしょう。
なぜなら、時間は限られていて、できることには必ず限界があるからです。

ほとんどの人はただでさえ忙しいはずです。
たいていの人は毎日8時間とか仕事してるし、通勤で少なくともプラス1時間とか。
風呂入ってメシ食って寝て、洗濯、掃除、着替え、歯磨き、うんこ……そんな毎日のどこに「やりたいこと」をやる時間など残されているでしょうか。

そんな余裕のない状態では、「やりたいこと」なんて入り込む余地はありません。
余裕がなければ疲れます。疲れたら、余裕が欲しくなります。
つまり、なにもしたくなくなる。そんな疲れた心で、やりたいことなんて見つかるはずがないのです。
せっかくの休日をダラダラと寝て過ごしてしまうのは、これが理由です。

ならばどうしたらよいか。
それは、そんなに重要でないタスクは捨ててしまうことです。やらない。タスクの断捨離をする

よく考えてください。
付き合いで気の進まない飲み会、ほんとに必要ですか?自分の意志じゃなく同調圧力で行かされてませんか?
やってるふうを出すためのその残業、やらなかったらホントにヤバいですか?あなたじゃないとダメですか?
ていうか、その会社じゃないとダメですか?そんなに働く必要ありますか?
無理にアポイント入れてスケジュール埋める必要ありますか?
一人でなにもすることがないのは恥ずかしいことですか?
無目的に見てるテレビやYouTube、ほんとに「観たいと心から思って」観てますか?
世間体に流されて、なんの疑いもなく周りと同じ選択をしてませんか?
なにげなくやってるそれらは、あなたの人生でそんなに大切なことですか?
それってあなたの人生と言えますか?

僕の経験上、自分以外の誰かが代替できるタスクは、やらなくても特に問題は起きません。自分がやらなきゃいけない気がしてるだけです。

そういったものは思い切って捨て去りましょう。
そして、ヒマになってください。
堂々とヒマ人になりましょう。

ヒマでヒマでどうしょうもねえや、となった時に、心に引っかかるものが、あなたがやりたいことのタネです。

やりたいことを見つけるマインドセット3:やりたいことでお金を稼ぐという考えを捨てる

やりたいことと稼げることは別物です。そのことをはっきりと意識した方がいいです。
というのは、やりたいことと稼ぐことを混同してしまうと、やりたかったはずのことが楽しくなくなってしまうからです。

もちろん思い通りにやりたいことで稼げれば楽しいでしょうけど、現実はそう甘くないです。
稼ぐことを目的にしてしまうと、稼げなければ当然おもしろくありません。
本来はそのこと自体を楽しみたくてやってたはずなのに、純粋に楽しめなくなります。
なので、やりたいことを突き詰めれば稼げるという幻想は、いったん置いといた方がいいです。

僕の場合をお話しますと、僕は登山の動画をYouTubeに投稿してたことがあります。
最初は撮影も楽しくてやってたんですが、やはりそのうち稼ぎたくなってきました。
稼ぐためには、どんなふうに撮ればチャンネル登録が増えるかとか、離脱されないような編集は?とか、興味を引くサムネとか研究しました。
それ自体は間違ってないんですが、いつの間にか登山の目的が動画撮影になってしまって、ある時重大なことに気がついてしまったのです。

「登山が楽しくない!」

そう、純粋にその行為を楽しめなくなったのです。登山の楽しさを味わうのでなくて、どんな場面を撮ればおもしろいか、という思考になっていました。
もちろん、撮影とか動画づくりそれ自体はたのしいものですが、僕にとっては大変すぎてハマらなかったのです。
たぶんこのまま続けたら、視聴者の興味を引くために危険な行為までしそうな気さえしてきました。
そうなってくると、撮影するための登山みたいになって、疲れてしまいました。

このように、好きなことで稼ごうとすると高い確率で失敗します。
ユーチューバーの台頭で「好きなことで稼ぐ」というのがもてはやされましたが、上手くいくのはほんの一握りです。

もちろん、やりたいことで稼ぐのを否定するわけではありません。僕もそこを目指しています。
ですが、目的が金稼ぎにならないことに注意しましょう。
やりたいことで稼げるのはあとから付いてくる結果であって、目的ではないです。
稼ぐことが第一目的になってしまうと、「やりたいこと」よりも「稼げること」に意識が向くので、やりたいことが余計見つからなくなります。

やりたいことを見つけるマインドセット4:飽きるまでだらけ、自然に何かやりたい気持ちが湧くのを待つ

人間って、なにもしないことはできない生物です。
やりたいことがない、と悩んでいる人だって、毎日あくせく何かやってます。
でも、それはやりたいことではなくてやらなければいけない(あるいはそう思い込んでいる)ことで埋まっている、ということは上でも書きました。

だから、あなたにとってさして重要でないこと、あるいは重要だと思い込んでいることをやらないようにします。
そすれば生活にスキマが空き、退屈でヒマな時間が発生します。

ヒマになると、なにもやることがない状態が不安になってきますが、そこは我慢してください。みんな忙しくしているのは、不安を埋めるためです。

もし、あなたにやるべきことが多すぎて疲れているなら、心ゆくまでダラけてください。

寝まくるのもいいし、ひたすらマンガを読んだりテレビを観たりするのもいいでしょう。
とにかく頑張らないことです。「やるべきこと」を探してはいけません。
そのうち、なにもしていない状態に心から飽きる時が来ます。

そうすると、「やるべきこと」を探さなくても勝手に

「あー、そう言えば前から興味があったアレ、ちょっとやってみたいな」とか

「前から行ってみたかったあそこ、行ってみようかな」と純粋な気持ちがわき上がります。


その気持ちを拾い上げましょう。そしてその時の気持ちを忘れないでください。
世間体も金もインスタ映えも気にしない、ただただやりたい気持ちです。やりたいから、としか説明のしようがない気持ちです。
それが、あなたがやりたいことの大きなヒントとなります。

やりたいことを見つけるマインドセット5:物理的な断捨離をする

重要でないタスクの断捨離をする、ということは書きました。
物理的なモノも、断捨離することをおすすめします。
なぜかというと、所有しているモノも、あなたの時間を奪うからです。

よく考えれば必要ないものって実はたくさんあります。
そんなに高い車は本当にいるか?
そんなに高い家賃を払う必要があるか?
そんなにたくさん服いる?
テレビいる?
その高価な便利家電、なくてもイケるよね?
そのブランド品、ほんとに好きなの?
その高価な腕時計って見栄ですよね?

車とかは維持費がかかりますし、そんなにいい家に住んだってちょっと見栄張れるくらいしかメリットはありません。
その固定費を払うためにあなたはどれくらい仕事してるんでしょうか。

服とかモノがたくさんあれば収納するスペースがいりますし、それをアクティブに使わないならデッドスペースです。つまり家賃のムダです。
毎日服を選ぶのにもコストがかかります。選ぶ時間と、選ぶエネルギーです。

つまり、所有しているものに、僕たちはコストを払っているのです。
モノがあれば意識をそこに取られますから、それもコストです。
コストとは、時間、精神、エネルギー、お金などの総称のことです。

本当は必要ないものに払っているコストを、「やりたいこと」に注いだ方が良くないですか?

新しいBingにも聴いてみた

話題のマイクロソフトのAI検索「新しいBing」にも質問してみました。
その結果がこちら。

yaritaikoto-find-bing

すばらしい回答。僕の回答よりも簡潔にまとまってて優しい。

やはりあきらめずに挑戦することが大切なんですね。
詩や物語やコードを作るのが好きとは、ライバルだわ。

ちなみに

yaritaikoto-find-bing2
yaritaikoto-find-bing3

だそうです。
けっこうカタブツです。

まとめ:やりたいことを見つけるにはヒマ人になろう

やりたいことの見つけ方7つと3つの質問、そしてオレ流のやりかたをおさらいすると

【やりたいことの見つけ方7つ】

  • 興味があることや楽しいと感じることを書き出す
  • 行動に移してみる
  • 多くの人と接して視野を広げる
  • 読書をする
  • 今まで楽しかったことをもう一度やってみる
  • 自分が大切にしているものを明確にする
  • 仕事に対する前向きな思考にシフトする

【3つの質問】

  • その仕事をすることで、どんな価値を提供できると思いますか?
  • その仕事をすることで、どんな人になれると思いますか?
  • その仕事をすることで、どんな未来が見えてきますか?

【オレ流のやり方】

  • やりたいこと=仕事と決めつけない
  • タスクの断捨離をする
  • やりたいことでお金を稼ぐという考えを捨てる
  • 飽きるまでだらけ、自然に何かやりたい気持ちが湧くのを待つ
  • 物理的な断捨離をする

以上でした。

やりたいことを見つけるためのワークは有効ですが、その前にやりたいことが入り込む余地を作りましょう。
ムダなコト・モノを捨てて、雑多なことで埋まっている生活にスキマを空けるのが大切です。
パンパンに埋まってるところに「やりたいこと」が入り込む余地はありません。

なので、自分の人生にとってそんなに重要でない仕事、人間関係、モノを冷静に見極めてみてください。
ぶっちゃけ、そんなに多くのものを抱えなくても、特に問題は起きません。


極端な話、責任ばかり重たい仕事なんか手放してしまえば、とてつもなく身軽になります。
電話も鳴らなくなるし、接待もない。休日出勤なんてあり得なくなるし、残業もなくなります。
そこでふと気がつきます。

「あれ?こんなに時間てあったんだっけ?今まで一体なにしてたんだろう」

そんなふうにヒマになって始めて、やりたいことが人生に入り込む余地が生まれるのです。

ヒマであることの不安に打ち勝ちましょう。
焦ってまた余計なことを入れ込まないで、ボーッとしてみてください。
そのうちきっと「やりたいこと」が湧いてくるはずですから。

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