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負け組人生から勝ち組へ。凡人でも必ず人生が変わるただ一つの方法

2023年1月19日

ルサンチマン伯爵
ワイの人生なんかどうせ負け組やで
おっさんでも勝ち組になる方法あるけど聞いてく?
きんぱん

まあそもそも人生負け組だの勝ち組だのという悩み自体、今の僕にとってはクソどうでもいいことなんですが、そんな僕も「俺なんかどうせ負け組だ……」と嘆いていた時期がありました。自分の人生に劣等感ややるせなさを感じている人にとっては切実な問題だと思います。

さっきも言ったように人生勝ち組か負け組かなんてどうでもいいことなんですが、ここではあえてはっきりと定義しましょう。そうしないと、この記事で得られるベネフィットがわかりませんからね。

ということで、

【負け組】……自分が負け組か勝ち組かなどということにこだわり、退屈で充実感のない人生を送っている人
【勝ち組】……自分が勝ち組か負け組かなどうというどうでも良いことにこだわらず、やりたいことをやり、納得感と充実感のある人生を送っている人

というように定義します。
この記事では上の意味において、負け組人生から勝ち組になる唯一の確実な方法をお伝えします。
そして読んだ後にあなたはきっと、「負け組か勝ち組かなんて、クソどうでもいいよね」と言っていることでしょう。

負け組と勝ち組の特徴について

よく「負け組・勝ち組の特徴」とかいう記事を見かけますが、そんな分類にはなんの意味もありません。なぜなら、そんな分類は顔も知らない他人が勝手に決めたものだからです。
なぜ知らねえヤツの基準で判断されなければいけないのでしょうか?

自分の人生がどうだったら負け組で、どうだったら勝ち組なのかは自分で決めてください。というかそんなの決める必要もないんですが。
年収いくら未満が負け組でいくら以上が勝ち組かなんて考えることはなんの意味もありません。
それでももし、年収いくら以上でなかったら負け組かを知りたければ、自分で勝手に決めればいいでしょう。

そうは言っても、ですよね?
一般的には年収いくら以下が負け組と言われるのか知りたいと思います。
しかしですね、もし仮に、誰かがあなたの年収を聴いてきて、「あなたは負け組だ」などと言う人間がいたら、

(残念な人だなあ……)(΄◉◞౪◟◉`)

と哀れんだ後に静かにそこを去りましょう。
そんなことでしか人間を見れないという時点で、そんなやつは”負け組”ですから。

年収の話だけでなく、その他の負け組の特徴だのという話も一切シカトするのがいいでしょう。
強いて言うなら、負け組の特徴は「負け組か勝ち組かなどということにこだわってる人」です。
そんなどうでもいいことにエネルギーを使ってる時点で、きっと人生充実してないので。

じゃあ勝ち組ってなんだ?

じゃあ逆に勝ち組ってなんでしょう。
負け組の分類と同じように、勝ち組の分類も意味ないです。

  • ホワイト企業に就職した
  • 年収いくらいくらで金持ち
  • 綺麗な奥さんとかわいい子供がいる(男女逆バージョンも)
  • 不労所得で働かずに暮らしている
  • 世間がうらやむような職業についた
  • SNSでフォロワーがたくさんいる

常識的にはこんな人たちが勝ち組とされるみたいですが、これは本質ではありません。
仮に上のような条件を満たす人がいたとしても、自分が勝ち組か負け組かにこだわっているようだったら、僕はそいつを負け組認定します。

なぜなら、そういう他人との比較にいそしんでいる時点で、自分の中に誇れるものがないってことですから。他人との優劣でしか、自分の価値を語れないのです。
上に立って見下すのも、下から見上げて妬むのも同じです。劣等感も優越感もどんぐりの背比べであり、思考としての本質は同じなのです。

もちろん上の条件を目指すのが間違いということではありませんが、本人が人生に十分納得していなければ勝ち組なんかではないです。

負け組人生をひっくり返す唯一確実な方法

と、ここまで勝ち負けの分類はさんざん無意味だと言ってきましたが、あえて負け組から脱する方法を述べたいと思います。

最初に決めた負け組の定義は、

【自分が負け組か勝ち組かなどということにこだわり、退屈で充実感のない人生を送っている人】

としました。
だから、やりたいことをやって楽しく人生を充実させれば勝ち組だということです。
そういう状態になれば、自然と勝ち組か負け組かなんてこだわりは消えてなくなります。
なぜなら、自分のやりたいことに夢中でそんなのどうでも良くなるからです。
まあ、楽しいかどうか、というより、大切なのは「納得しているかどうか」かも知れません。現時点で成功しているかどうかも、重要なことではありません。

自分の選んだ人生の選択に納得ができているか。納得できていなかったら、納得できるように何かを変える行動を取っているか。
そこが重要です。

しかし中には選択の余地がない人もいます。
選択できない人生には制限があり、できることの範囲が小さくなります。全員が平等な自由の範囲を持っているわけではなく、それは生まれや運など、さまざまな要因で決まります。
ただし、選択余地が限られている中で、納得した人生を送る人もちゃんといます。

例えば家柄がすでに富豪だったり、政治家一家でほとんど自動的に政治家になる人。伝統芸能関係とか、皇室関係なんかもそうかもしれません。もちろん納得しているかどうかは本人に聴かないとわかりませんが、しっかりと生きられている方も大勢いらっしゃる。

問題はその逆なんでしょうけど、つまり家が貧乏で選択の余地がない人。こっちのが大多数ですが、本質的にはそれだって同じです。
もともと選択の範囲が平等ではないのだから、自分の初期設定の中で納得する生き方を選び取って行くほかありません。

従って、自由の範囲に制限があることも人生の勝ち負けを決めません。
むしろ自由であるが故に苦しいことが多いのです。
自由だから「自己責任」の発想が生まれるし、自己責任の競争社会だから、勝ち組負け組という概念も生まれるためです。

さて、話がそれましたが、上を踏まえた上であえて「勝ち組」を再定義するならば、
【自分に許された自由の範囲の中で、納得した生き方をしていること】
ということになるでしょうか。

では、そのような状態になるために最も確実な方法とはなんでしょうか。
それは【走ること】です。

はい、たぶんあなたは「は??」と思わず口走り、こんな顔をしたことでしょう。

(΄◉◞౪◟◉`)

しかし僕は至ってマジメです。
大きな資産があるわけでもない、人脈もない、突出した才能も、優れた容姿ももちろんなく、かといってそんなに努力家でもない。それどころか周りの平均よりも自分はハードモードな初期設定であり、つまり負け組、凡人以下である。
そんな平凡以下の僕らの人生を、唯一確実にひっくり返せるのは、走ることなのです。
ブスとバカは東大に行け!」じゃないですけど、「凡人と負け組は走れ!」です。
走ることは全てを変えます。

走ることでなぜ負け組人生をひっくり返せるのか、以下で説明します。

走ると体力が付く

え?なに当たり前のこと言ってんの?と思いましたよね。
そしてあなたはこんな顔をしたはずです。

(΄◉◞౪◟◉`)

そう、こんなこと誰でも知ってます。
「ウソ!?走ると体力が付くって本当!?」
とかならないですね。
体力があれば、より活動的になるし生産的になります。つまり仕事にも生活にもプラスになるのです。これもほぼ一般的に理解が得られる内容でしょう。

しかしですよ?こんな当たり前のことが分かっていながら、実際に運動している人はどれだけいるでしょうか?
あなたの周囲を見回してみてください。
みんな疲れていかにも不健康な顔色をしているか、たいそう御利益のありそうなフォルムの腹をお持ちでいらっしゃるのではないでしょうか。

まあ実際に僕自身も社会人になってから10年以上、運動をしたほうがいいと分かっていながらやりませんでした。そのうちほんとに必要になったらやろうとか、今はまだ大丈夫、とか思っていたわけです。だから当時20代の僕は人に会えば必ず、「疲れてるね」と言われていました。

なので行動しない人の気持ちもわかるんですが、この手の話題になるとほとんどの人は

「最近運動不足で~」
「ダイエットしなきゃな~」

と、呼吸するかのようにつぶやきます。
そこで僕はこう言うわけです。
「ランニングするといいですよ。ダイエットにもなります」
するとだいたい返ってくる答えはこうです。
「でもそこまではできないなー」

「そこまで」ってなんでしょう?
要するに、みんな何もしたくはないけど痩せたいのです。そして何もしたくはないけど旨みを得たいのです。だから楽な方楽な方へ行く。
もしくは、そんなに切実な問題ではないのです。口では「変わりたい」と言ってても。
つまり本気でどうにかしたいと思ってる人は少なく、隣を見て「自分はまだマシな方」とか思っています。

ではここで、あなたは実際に走ってみましょう。
はい、その時点で、すでに勝ち抜け決定です。
なぜなら、周りのほとんどは、何もしないままだから。
そして周りは今日もきっとつぶやいてるでしょう。
「ダイエットしなきゃな~」

数日走ったくらいでは、あなたと周囲の差に誰も気付かないと思います。でも問題は、1年後、3年後、10年後です。
周りもあなたも歳をとります。
しかし、あの時運動を始めたあなたは確実に、周りの人間より魅力的になってます。確実にです。
それはあなたが自分を磨いた成果でもあるし、周りが勝手に劣化したからでもあるのです。

そう、今走り始めれば、周りが勝手に脱落する。つまり敵がいなくなるのです。
見た目だけじゃありません。もちろん体力も、それに伴う知力、気力も、確実に差がつきます。確実にです。
周りがくたびれている間、あなたはまだまだ精力的に動けるのです。たったそれだけで仕事に、プレイベートに、途方もない差がつきます。

周りに敵がいなくなることが何を意味するかわかりますか?
そう、あなたは勝ち組になったのです。

走ると頭が良くなる

控えめに言ってこの効果はとてつもないですよ。
頭が良くなるというより、脳が強くなると言った方がいいかもしれませんが、まあどちらもです。(実際に走るとシナプスが新生すると証明されてるので、頭は良くなる)
これは僕自身が大いに実感している効果であり、もともとランニングを始めたのもコレを狙ってのことでした。

このことは最新の脳科学でも証明され続けており、走ることによる脳へのポジティブな効果はいくつも報告されています。

  • ストレスに強くなる
  • 鬱が改善する
  • 思考力が増す
  • 瞑想的な効果
  • 気分の向上
  • 感情の安定

ざっと挙げるだけでもいろいろいいことがあり、これは僕も実感していることです。

また、ストレス耐性という部分では、「難しい問題を思考するストレス」への耐性を特に感じています。
人間、考えることがいちばんめんどくさいことです。思考することは大きなエネルギーを使うため、脳に負担がかかるからです。

だから、多くの人は考えることを避けたがるし、どんどん考えなくていいツールが開発されています。
しかし、その便利なツールは、一生懸命考えた人がつくったものです。
だから、それをつくった人は勝ち組になっています。

考えなくていい仕事は安い仕事です。したがって給料も安くなります。考えなくていい仕事は誰でもできます。それはみんな考えたくないからです。

ところが走ると、ストレスのかかる頭脳労働に立ち向かう力がつきます。
頭脳労働は勉強のできる頭のいい人しかできないと思ってる人が多いですがそうではありません。
頭がいいからできるのでなく、考えることから逃げてないからできてるだけです。
その証拠に、決して学歴の高くない人だって成功している人はたくさんいます。それは考え抜いて工夫したからです。

従って、走って脳を強くすることは、負担のかかる頭脳労働を可能にし、それはあなたが勝ち組になることを意味します。

運動と脳の関係については多数の良書が出版されていますので、ぜひ参照していただきたい。
いくつかピックアップしておきます。

走ると自信がつく

これもあなたを負け組人生から勝ち組へ導く、特大のギフトです。
バカでもブスでも凡人でも負け組でも、ランニングすることで確実に獲得できるのは、自信です。

  • 見た目が引き締まって魅力的になること
  • 体力が付き、いつでも元気であること
  • やり抜く力がつき、自分ならできると信じられること

特に3つめのやり抜く力(GRIT)は注目に値します。
近年のベストセラーでも話題になったように、やり抜く力は大きな成功要因です。

僕はランニングを始めたとき、ゆっくりでもいいから、とにかく1時間はあきらめないことを目標にしました。
大学を卒業してから実に15年ぶりくらいにまともに走ったのでとても苦しかったんですが、なんとか目標をクリアしました。
そのとき思いました。

「自分でもできるんだ!」

そしたら次は1日でやめず、あさっても走ってみよう、そしたら1週間、1ヶ月……
続けるうちに、「自分でも続けられた!」という気持ちになりました。

半年も走る頃には走るのが当たり前になり、気がついた時には

「自分は決めたことをやり抜くことができる人間なんだ」

という自信が付いていたのです。
そしてこれはランニングだけでなく、習得するのにある程度の継続を要する、あらゆることにも効果をもたらしました。

小説などの長文を書けるようになったし、禁煙にも成功、ずっと避けてきたタッチタイピングも習得することができました。
つまり、目標を達成する力が、次の目標達成につながっていったのです。
何か価値のあることを成し遂げるために、継続を必要としないものはありません。
なので、「最後までやり抜ける自分」という自信をつけることは、あなたを負け組から勝ち組にすることを意味します。

やり抜く自信があれば、やりたいことに取り組める

負け組の人生は、金が無いことでも才能がないことでもなく、やりたいことがない人生ではないでしょうか。もしくは、やりたいことがあってもやろうとしていない状態。
いや、人生に納得していれば、べつにやりたいことがなくてもかまわないんですけど。

ただ、人生に納得するためには現実を十分に受け入れている必要がありますし、十分な充実感がなくてはなりません。
自分はもうこれでいい、このまま死んでも満足だ、という状態です。
経済的にも家庭も人間関係も、望んだ通りになっていないと、なかなか納得はできないんじゃないかと思います。

最低限の生活ができているのでそれで満足?そう言う人がいたら、本当にそうなのかと、正直疑問です。そういう人は本当にそれ以上何も望まないんでしょうか?

もしくは趣味に没頭してて幸せとか?それとも大好きな人と結婚してそれで満足とか?いずれにしても、それはやはりやりたいことをやっているってことになります。

なんか生活は普通だけど、つつましく納得していてそれだけで十分、て人もいるでしょうけど、それですら「その生活を維持する」という立派なやりたいことがあると言えますから、やっぱりやりたいことはあるのです。

何が言いたいかって言うと、人生に納得するためにはやっぱりやりたいことをはっきり自覚するべきなのです。それはどうありたいか、という理想を明確にすることとも言えます。

となれば、その理想の状態を獲得するためには、必ず行動が必要になります。
そして行動するためには、エネルギーが必要です。
もうお分かりかと思いますが、エネルギーを作り出し増幅するのは、走ることなのです。
副次的な効果も含め、走ることが最もコスパよくエネルギーをためる方法です。

走ることで得た効果は、エネルギーと言い換えることができます。

体力がつく=身体エネルギー
頭が良くなる=知的エネルギー
自信が付く=精神的エネルギー

そしてやり抜くエネルギーもあります。
これらのエネルギーがあれば、やりたいことに立ち向かうことができます。
目標を達成するまでがやりたいことかとは思いますが、わりとその途中、つまり道半ばの状態でも人生に納得感は持てます。
それは本当にやるべきこと、大切なことに取り組めている状態だからです。場合によってはそれを天職とか呼んだりするのかもしれませんが、要するに「自分はコレ!」というものです。
「コレ!」を見つけたとき、人生は半分以上すでに勝ち組のそれになっているのです。

負け組人生を変えるには走ること

なんの才能も金もない持たざる者が、人生を変える確実なただ一つの方法は、走ることです。

走ることで体も見た目も、脳も内臓も、思考も習慣も精神も変わります。つまり人生が変わるということです。

よく、たった一つのことで、あっさりと人生が変わったみたいな話がネットでは目立ちますが、そんなのは超まれな事例がたまたま起こっただけに過ぎません。要するにただの幸運です。

そんなことに期待するより、自分を根本から変える方が確実であることは、ここまで読んで下さったあなたならお分かりかと思います。

そして、自分が変わっていくプロセスそのものが楽しいですし、変わった自分でやりたいことをやれている状態はなにより幸福なことではないでしょうか。

そのような状態になった時には、「人生負け組か勝ち組か」なんてことはとっくに忘れ去って、あなたの好きなことに夢中になっていることでしょう。

それこそが、真の「勝ち組」ではないでしょうか。

最後に、参考文献を貼っておきます。
運動と脳の関係についてもっと知りたい方は、めっちゃおもしろいのでぜひ手に取ってみてください。

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