登山

登山で必要な装備は?初心者がこれだけは持つべき10選

2021年2月19日

どうもはしもっです。

登山をしてみたいけど初心者の方はどんな装備をしたらいいかわからないですよね。

ググったりして調べてみても、用途のよくわからない、聞いたことのないようなものもクソいっぱい出て来て混乱してしまいますね。

しかもそれらを全て装備しようとすると、ものすごーくお金がかかりそう、、

もうそれをみただけで、「やっぱり登山は諦めるか・・・」

となってしまいます。

 

そこで、本当に最低限必要な装備と、それがなぜ必要なのかを解説してみます。

※ただし、今回紹介する装備だけで絶対安全に登山ができるということではありません。

 

初心者が登山を始めるのにこれだけは必要な装備

あれこれあった方がいいものを全部挙げていくと、それこそ膨大な数の装備になっちゃいます。

登山靴、エマージェンシーシート、コンパス、地図、薬、非常食、ザックカバー、ゲイター、熊すぷれー、、、

え?なにそれ?何に使うの?って感じですよね。

 

この時点で心が折れてしまうと思うので、初心者がとりあえず登山を始めるのにほんとうにこれだけは!というものだけを挙げます。

 

  • レインウェア
  • 飲み物
  • おやつ
  • ヘッドランプ
  • 防寒着
  • 運動できる服装
  • 帽子
  • ザック
  • 着替え
  • ゴミ袋
  • いつでも撤退する気持ち

以上です。

ぶっちゃけこれだけです。

それぞれ解説していきます。

 

登山靴はいらないの?

はい。初めは無くてもいいと思います。スニーカーで大丈夫です。

もちろん、登山靴やトレッキングシューズは装備できるに越したことはないですが、いかんせん高価です。

初心者でいきなり3万も5万もする靴を買うのってなかなか勇気がいりますよね。

なので、とりあえず履き慣れたスニーカー。

 

もちろん、十分じゃないですし、こんな記事を登山ガイドや上級者の方が読んだら怒られるんでしょうけどね。

でも、十分じゃないことがわかればいいんです。

足が痛くなったら下山すればいいし、無理しなければいいのです。

スニーカーじゃダメだってことが体験としてわかれば、じゃあ次はどんな靴を装備していこうか?と考えることができます。

 

とはいえ、初心者でいきなり北アルプスの縦走なんてしないでしょうから、そこらの山ならぶっちゃけスニーカーでいけます。

学生の頃の友人なんて、部活で使ってるランニングシューズにジャージで富士山普通に行ってますから。

 

僕も、初めての登山らしい登山は屋久島の縄文杉でしたが、スニーカーで行けましたよ。

行動時間は11時間ほどもあるので、初心者にはなかなかハードなコースです。

雨でビッチャビチャになりましたけどね。

 

そういう経験をすれば、あ、やっぱり登山靴は防水の方がいいなとか、

くるぶしまでカバーしてるのがいいなとかってのがわかり、本格的な靴選びに生かすことができます。

 

レインウェア

初心者といえど、これはさすがにあった方がいいです。

ただ、やはりこれもかなり高価なお買い物なので、コスパ的にオススメはモンベルです。

上下揃えましょう。

最近はワークマンプラスのやつもかなりのコスパで、結構高品質みたいですね。

 

麓は晴れていても、山は普通に突然雨が降ります。

体が濡れてしまうと、かなり寒く体力を消耗してしまいます。

そうなると、真面目に命の危険がありますので、レインウェアは装備してください。

 

最悪の最悪、カッパでもいいですが、めちゃくちゃ動きづらいし蒸れます。なのでおすすめしません。

 

僕が屋久島に行った時は、最初っから最後まで滝のような雨でした。

10月なのでかなり寒かったです。

が、モンベルのレインウェアのおかげでなんとかなりました。

 

飲み物とおやつ

飲み物は水筒など無理に用意しなくていいです。ペットボトルでOK

登る山と季節にもよりますが、最低でも1リットルくらいはあった方がいいですね。

言わずもがなですが、水分が足りないと脱水症状になるので危険です。

 

おやつに関しては、お菓子でもおにぎりでもなんでもいいと思いますが、

チョコレートとか菓子パンがおすすめです。

高カロリーですぐ熱になるからです。

あたりめみたいな酒のつまみは向かないと思います。エネルギーが少ないので

 

登山すると、想像以上にカロリーを消費します。

ものすごく腹へります。

エネルギーが切れると、シャリバテという状態になり、ほんとうに動けなくなります。

思考もできなくなってきますので、危険です。

食料はもって行きましょう。

 

ヘッドランプ

そんなのいる?と思われるかもしれませんが、これはマジであった方がいい。

だって昼間に登るんだから必要ないじゃんーと

恥ずかしながら僕も思ってました。

 

ですが、絶対用意するべきです。

というのは、僕が友人と登った時に、日没までに下山が間に合わなくて、ほんとうに怖い思いをしたことがあるからです。

コースタイムもきちんと把握しないで登ってしまったために、

驚くほど早く真っ暗になってしまったのです。

 

山中ですから、もちろん明かりなどありません。

その日は曇り時々雨だったので、本当の闇、闇、闇で道がわからなくなってしまいました。

スマホのライトでピンクテープを探し、なんとか下山できましたが。

 

スマホのライトで代用しようなどとは絶対に考えないでください。

速攻で電池がきれます。

 

その怖い経験があったので、すぐにヘッドランプを買いました。

 

防寒着

これはダウンジャケットとかウインドブレーカーみたいのがあればそれでよいかと思います。

かさばりますけどね。いかんせん山用のいいやつってなると、これまたくそ高いんで。

いないとは思いますが、コートじゃだめですよ。さすがに

部活で使ってたやつみたいのでもいいでしょう。

 

夏でもある程度の防寒着はあった方がいいです。

麓で暑くても、頂上は寒いことがほとんどです。

 

また、休憩などで動かない時は、急激に体が冷えます。

なので、これも必要な装備です。

 

運動できる服装

さすがにスーツで登山をする人なんて、ユーチューバーくらいしかいないと思いますが、動ける格好で。

トレッキングパンツとかタイツとか、そりゃああっと方がいいんですが、

ぶっちゃけ無くてもなんとかなります。

シャカパンでいいですよシャカパンで。

 

帽子

これは熱中症を防ぐためです。

あと晴れているとまぶしいです。虫からのガードにもなります。

わりと雨よけにもなりますので、あると便利です。

 

ザック

これは言わずもがなですが、さすがにおしゃれバッグやビジネス向けでは厳しいです。

革製でなければだいたいいいかと思います。

大きさは30リットルくらいあればいいでしょう。

 

初めから本格的な登山用ザックでなくても大丈夫です。

僕もほんとしばらくの間、アウトレットで買ったコールマンの7000円くらいのやつでしたから。

それだってテント泊で赤岳(八ヶ岳)にも行けてます。

 

着替え

換えのTシャツくらいは装備していた方がいいかと思います。

万が一雨で濡れてしまった時や、汗で濡れてしまうこともあります。

濡れたままでいると、汗冷えして急激に体温を奪われます。

あと風邪ひきますし、下山後は不快な思いをすることになります。

あとくさい。

 

ゴミ袋

これは雨などでザックの中身を濡らさないためです。

また、汚れたり濡れた衣服をぶっこんでおくのにも役に立ちます。

 

できれば、ザックカバーをするか防水のスタッフバッグでアイテムごとに防水した方がいいですが、

用意できない方は袋に入れて、ザックにいれておくとよいです。

ジップロックも便利です。

 

あと単純におやつなどを食べたゴミを入れるのにも使うので、数枚ぶちこんでおけば何かと重宝します。

 

いつでも撤退する気持ち

最後、これが最も大切です。

なんども言いますが、今回紹介した装備は、超超最低限の装備なので、決して安全ではありません。

初心者がとりあえず登山に行くための間に合わせです。

 

なので、「厳しいな」と思ったら、必ず無理せず引き返してください。

その上で、次回には何を装備していかなければいけないのか、と振り返りましょう。

 

撤退の判断は、

  • 思ったより体力的にキツい
  • 雨で体が濡れてしまった
  • 足や腰に痛みが出た
  • 転んで怪我をした
  • 体調が悪い
  • 予想より時間がかかっている
  • 天気が急に悪くなった
  • もう帰りたい

こうなったら早めに諦めてください。

もともと間に合わせの装備なんですから、それでいいのです。

大事なのは、今回の反省点を生かし、次回には改善していくことです。

 

まとめ

かなり無責任な記事になったと思います。

ですが、まずは手軽に山に行ってみるのもいいのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、厳しいと思ったら無理せず早めの撤退をするという条件で。

 

初心者のうちから完全な装備をして登山に向かうという方が、現実的ではないように思えます。

準備ばかりに労力とお金を使ってしまって、それではいつまでたっても山に向かえませんからね。

 

まず行ってみて、これじゃあダメだ、と思うことが何かしらあるでしょう。

この服装じゃ寒いとか、動きにくいとか。

この靴じゃ滑る、疲れる、濡れる とか。

トレッキングポールがあればもっと高い山に登れるかも、とか。

 

それを感じて、また必要な装備を調べて考えて、自分で選んで、また山に臨んでみる。

そしたら前回より快適に、もっと高いところまで行けた!

じゃあその次はもっとこうして、、、って。

そのプロセスってとても楽しいですよ。

 

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