ナイキのランニングシューズ定番モデル、ペガサス39についてレビューします。
僕は発売されてからわりとすぐ購入したので10が月くらい経ちますが、普段のジョグでたいへん重宝しています。
この記事では、ペガサス39で実走してきて感じた事を中心に詳細に解説します。
このシューズは意外にも、不整地やトレイルでこそ快適だというのがこの記事のポイントです。
興味のある方はぜひ読み進めてみてくださいな
こんな方におすすめ
- ナイキペガサス39を実際に使用した感想が知りたい
- ペガサス39の特徴やスペックが知りたい
- ペガサス39はどんなランナー向けなのか知りたい
- サイズ感や重量、カラーバリエーションが知りたい！
ナイキ ペガサス39ざっくりレビュー。使用感について
まずはざっくりとした使用感について。
結論から言うと、自分的には文句なしに良いです。
ランニング初心者から上級者まで、どんなレベルのランナーでも一足持ってて損はないシューズだと思います。
初心者がランニングシューズ選びで迷ったら、まずこれを買っておけば間違いないでしょう。
それくらいバランスがいいのが特徴です。
使用シーンとしては、デイリーのジョギングが向いています。
クッション性は適度で、地面のへの接地感がナチュラルに感じられます。
ただ、ロードのロング走にはそんなに向かないかな、という気がします。
ソールがやや薄めなので、長い距離になってくるとアスファルトの堅い路面ではわりとダメージが来ます。
スピードもそんなに出ないです。
これは、ソールの屈曲性が高い（柔らかく曲がるのでカーボンのような反発性がない）ためです。
ただこれはスピード練習に向いていないということではなく、むしろ地脚を鍛えるのにいいのではないかと、僕は考えています。
変に反発力のあるシューズだと、怪我のリスクも増えますしね。
その点ペガサス39はクセがなく、走りのクセもつきにくいと思われます。
特に高い安定性とグリップ力が際立った特徴だという感想を僕は持ちました。
これは後述しますが、不整地やトレイルでの使用に向いているということです。
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ペガサス39の特徴とスペック
ここからは詳細スペックと特徴について
重量
公式スペックでは、重量254ｇ（27cm片足）です。
まあまあ軽い方だと思います。
アディダスのアディゼロジャパン７の約220ｇと履き比べるとさすがに重さを感じますが、比べなければぜんぜん思いとは感じません。
その分、作りの頑丈さと耐久性があると感じます。
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安定性が高い
ソールはフラットで接地面の幅が広いので、左右のグラつきがなく安定性が高いです。
僕みたいに、足首がオーバープロネーション気味の人には安心感があると感じました。
（※オーバープロネーションとは、足首が内側に倒れ込むことで、内くるぶしなどに痛みが出る）
特にランニング初心者は、脚をまっすぐに支える筋力が不足していることが多いので、厚底ランニングシューズなどでは怪我のリスクがあります。
足が左右にグラつけば、足首だけでなく膝、股関節までバランスが崩れてきますので、注意が必要。
ペガサス39はそんなにフワフワしてなくて、この点を重視して作られたのではないかと推測できます。
ナチュラルな接地感
フワフワすぎないおかげで、接地感覚をナチュラルに感じることができます。
高反発な厚底シューズのあの安心感の無さが、このシューズにはぜんぜんないところが好きです。
接地感覚を大事にしたい人にはとてもいい感触だと思います。
ミッドソールのクッション性はあるがやや薄い印象
ミッドソールには十分なクッション性はありますが、やや薄めの感触があります。
このへんのあんばいは、ソールが厚くてフカフカ過ぎても安定感が無くなるし、薄すぎれば足の受ける衝撃が増えるし……と難しいところだと思います。
このペガサス39に関しては、ナイキさんの微妙なさじ加減で安定性とクッション性の妥協点を探った感じがします。
ソールがやや薄いので、長時間堅いアスファルトのロードを走る場合はけっこう足に負担がきます。
ただ、それはこのシューズの弱みではなく、後述する不整地での使用も視野に入れているのかな？と感じるところではあります。
ヒールカップのホールド感が良い
ヒールカップの作りはとてもしっかりしていて、かかとのホールド感が良いです。
ズームフライ３やアディダスのアディゼロジャパン７のようにかかとが浮く感覚もありません。
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厚めのフォームが入っていて柔らかく、負担が少なくなるようにできてます。
厚みのあるシュータンとフライワイヤでフィット感が良い
シュータンも厚めのパッドが入っていて、サポート力がいいです。
また靴ひもはフライワイヤーを通すようになっており、これが中足部のフィット性を高めます。
靴ひもの前半部分をしっかり締めると、厚いシュータンが適度な締め付け具合に保ってくれるので、痛くならずにホールドしてくれます。
これは走ってる内につま先が詰まって爪が当たるのを防ぎます。
作りがしっかりしていて耐久性が良さそう
全体的に作りのチャチい部分がありません。アッパーの素材も良くて丈夫。
これでもうけっこうな距離を走ってますが、耐久性は非常に良好だと思われます。
アウトソールのゴムもわりと厚いので、摩耗にも長く耐えそうです。
グリップ力が高く不整地やプチトレイルに向いている
ペガサス39が不整地やトレイルに向いている理由ですが
- 安定性が高い
- ソールが薄め
- アウトソールのイボが大きく、グリップ力が高い
- しっかりした作り
という特徴があるからです。
写真のように、アウトソールは意外とイボイボが大きいんですよ。
トレランシューズを探していた時にペガサス39のこのソールを見て、
「あれ？意外とこれでトレイルいけるんちゃう？」
と感じたんですよ。
そこで実際にちょっとしたトレイルコースで走ってみたところ、思った通りこれは「不整地用シューズだ」と。
実際に埼玉県の狭山湖を周回したときは、ペガサス３９で走りました。
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また、トレイルで使っている人がいないか調べたところ、相澤晃選手のインタビュー記事が出てきまして、そこでこうコメントしている部分がありました。
―ジョグシューズを3足というと、どういう使い分けなんですか？
ー前略ー
〈ペガサス〉は、不整地や芝といったところで主に使っていて、薄い分どうしても脚への負担が若干〈インビンシブルラン〉よりはありますが、安定してるのですごく履きやすいです。
（下線は筆者が加えた）
mark より引用
ほらやっぱり、ね？
わりと薄いミッドソールと、このロード用にしてはグリップ性能の高すぎるアウトソール。
やはりペガサス３９は不整地やプチトレイルにこそ適したシューズなのです。
もちろんロード用で売られてますからロード用なんでしょうけど、幅広いシーンで使用できるような位置づけのシューズということです。
下の写真は同じくナイキのペガサストレイル４と、リアクトインフィニティランのアウトソールとの比較。
ラグパターンもペガサストレイル４に似ているし、イボイボの大きさを少し小さくした感じです。
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普段使いにも◎
柔らかく履き心地がナチュラルなので、普段履きのスニーカーとしてもイケます。
どのカラーを選ぶかによりますが、ペガサス39はわりと落ち着いた配色のデザインなので、普段使いにもよいです。
ペガサス39のサイズ感
サイズ感については、普段のジャストサイズで合わせて問題ないと思います。
ワイドモデルもあります。
良い意味でクセのないシューズなので、ヘンに部分的にタイトとかいうこともありません。
アッパーおよびシュータンの素材も柔らかいので、ある程度の締め付けも吸収できるキャパがあると感じます。
ペガサス39 プレミアムとの違い
僕が購入したのは2022年式プレミアムバージョンです。
通常とどこが違うのかというと、デザインだけです。
機能的なものは全く同じ。
ただの一つのカラーバリエーションだと思って下さい。
あと違うのは中敷がオサレなのくらい？
価格は定価で1000円くらいプレミアムのほうが高いかんじです。
カラー展開は？
ペガサスシリーズはカラーバリエーションが豊富なので、選ぶのも楽しいポイントの一つですね。
現在ネットで確認できるカラー展開を一覧にしてみます。
（抜けモレ御免）
※ちなみに全カラー探して貼り付ける作業で発狂しかけたよ＼(^o^)／
メンズ
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチッププレミアム
ポチップレディース
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ ポチップ
ポチップ新色
ナイキ公式サイトではレディースのプレミアムやメンバー限定モデルもあるのでチェックしてみてー（めんどくさくなった）
セール情報
2023年3月現在、ペガサス39は発売からある程度時間が経っていることもあり、各ショップでセール価格になっています。
次のペガサス40が発表される前の買い時だと思いますので、各サイト最新価格をチェックして下さい。
ポチップまとめ：ナイキ ペガサス39は全ランナーが持ってて損はないシューズ
以上、ナイキの名作ペガサスシリーズの現行モデル、ペガサス39のレビューでした。
ポイントをおさらいすると、
- 高い安定性
- 高いサポート性
- しっかりした作り
- 汎用性が高い
- グリップ力が高く不整地向き
- 普段使いにも◎
- 豊富なカラーバリエーション
どのレベルのランナーでも、一足持っておいて損のないシューズです。
とくにまだ選び方の基準がよく分からない、初心者ランナーの方にはおすすめしたい1足。
バランスが良く汎用性が高いので、間違いないランニングシューズと言えます。
履いてみれば、シリーズが39代の続いていることに納得すると思います。
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