おっさんが居酒屋で語るクソ話

【森博嗣】才能があるかないかなんて、20作長編書いてから判断してください

今日は仕事は定休日、10枚くらい書いた。

休みの日で遅れを取り戻したかったが、どうやら今の僕の体力的に、10枚が限界らしい。

たぶんもう少し書ける気もしないではないが、いやたぶんかけるんだけど、それ以上やっても翌日のペースが落ちる気がする。

時間にしてだいたい4、5時間ってとこだ。がっつりメシを食ってしまうと眠くなって書けなくなるので、かるーい食事でエネルギーだけ補給して書くんだが、それだと空腹の限界が4、5時間ってとこだ。それ以上はエネルギー切れで頭が働かなくなる。

それで結構疲れて、夕方に遅い昼飯を食ったらやっぱり眠くなって、2時間くらい昼寝してしまった。

できれば毎日10枚くらい書きたいが、すし屋の仕事が6−7時間はあるので、なかなか難しい。

10枚書くのに4、5時間。仕事で6、7時間。ランニングで1時間。これだけで12時間くらいは使う。

あとは食事の時間、風呂、家事などもろもろがあって、睡眠は8時間。

あれ?いけるな。

食事と風呂、家事で4時間以上も使ってんのか?俺は

仕事の日は実際には3時間くらいしか書いてないから、もっと無駄時間があるということだ。

まあ、ちょっとスマホの興味ある記事読んだり、本も読みたいからそれで2時間だとしても、結構余ることになる。

なんてこった。ぜんぜん甘かった。

つまり、毎日10枚は書けるはずだ。週6で仕事がある現在の生活でも。

なんてこった。言い訳はできない。

 

毎日10枚書いて、3000文字×50日=15万文字。

少し甘く見ても、2ヶ月で書き上がらないといけない。修正に1ヶ月使ったとして、合計3ヶ月。

ああ、これくらいできないといけないし、理論的にはできるのだから、チャンスは本当に、自分がやるかやらないかだけと言うことになるではないか。

 

目標は20作の長編を書くこと。20作発表して、一つも賞も取れずデビューもできなければ、才能ナシ!と判断する、ということにしている。

これは森博嗣が本に書いていたからだ。

小説の才能があるかないかなんて、20個長編書いてから判断してください。

どの本だったかは忘れた。小説家という職業 だったかな?

これがね、僕の心にはかなり強烈に残った。

だってそうですよね。それくらいをそもそも完成させる能力がないのなら、職業作家としてやって行けるはずないし、プロになったらそれ以上に書き続けることになるんだから。

そもそもの生産能力があるかどうか、これが才能以前の絶対的条件ということだ。

 

だから、クオリティがどうであれ、とにもかくにも20作は書かないと話にならない、と悟った。

クオリティどうこうというステージにすら上がれない、という話だ。

 

ということで、もう単純に、目標は20作書き上げることなのだ。

ぶっちゃけ、20個も書けばそれなりに上手く書けるようになるはず、ならないとおかしい。正直そんなにバカではないと思う、自分。

まともな学習能力があるなら、20作書くうちに売り物になるくらいのレベルには到達するのでは?と思っている。

つまり、20作書くという、やるかやらないかだけで実現することが、ほぼイコール職業作家の道が開けるかどうか、と言ってもいいのではないかと思う。

つまりのつまり、やればできる、結構高い確率で。ということ。

 

もちろん、20作書いたところでデビューできる保証は一っつもない。

当然ながら、何も起きないこともありうるであろう。人生そんなに甘くない。

20作書いてダメなら、そりゃあきっと才能ないってことだ。才能がなければ、仮に間違って作家になったとしても、大して売れずに終わるだろう。

そんな中途半端なことになるくらいなら、きっぱりと才能ナシ!で引導を渡してもらったほうがいい。

その意味で、20作というのはとてもはっきりとした観測地点だと思う。

 

とか言いつつ、まだ1作目も完成してない僕。こんなたいそうなこと語ったところで、クソの価値もない。

20作と簡単に言っても、長編20個は大変だよ、そりゃあ。1つに少なく見積もっても3ヶ月かかるんだもの。

てことはどんなに頑張っても1年に4作。5年もかかることになる。その時すでに41か42歳だ。

まあ、なんだかんだ言ってキャンプとか旅とかしちゃう僕だから、1年に3個がいいとこだろう。それでも現実的にかなり頑張って1年3個だろうね。

そしたら20個書くまでに7年くらい。

え?これほんとにだいじょぶ?俺?笑

でも、作家なんてそもそも安定しない仕事だしな。デビューしたとしても、書き続けることはかわらない。超仮に1個ヒットしたとしても、それだけで上がりじゃない。

つまり、20個書くまでにデビューするかしないかで、やることは変わらない。人生も特に変わらない。

どのみち作家なら、ずっと書き続けるんだから。

てことは、何者でもない今からすでに、作家人生は始まっている。

デビューしたから作家になりました、ではなく、今すでに作家として生きていく覚悟であれば、何年かかるとか意味のない話になるわけだ。

なーんだ、つまりすでに僕は作家なのだ。これをやろう、と決めた時点で。今はまだ、売れた実績が一つもないだけ。一つ売れたとしても、次はわからないのだから、一つ売れたという実績があるだけ。実績があっても、作品がつまらなければ、次は売れない。

面白いのを書き続けること、プロだろうがそうじゃなかろうが、やることは変わらないのだ。

だったら、先のことなど気にせず、今面白いのを書くことに集中する、できることはそれだけなのだ。

 

まあ適当に楽しみますよ。

あと、今日は雨だったのでランニングできないかと思ったが、夜になってやんだり止まなかったりなので無理やり走った。

3キロジョグ、1キロ×3インターバル走、3キロジョグ。計9キロ。

ほんとは今日、本番前の20キロ走予定だったけど、雨だったからね。来週に持ち越しだ。

こっちの方はいずれサブ3を達成したい。

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