今日の小説は約7枚書いた。2000文字ってとこか。3時間くらい。
まあだいたいこのくらいが今の僕の通常運行速度といったところだ。
進捗としては悪くはないんだが、どうも展開が詰まり気味で、書いてて乗ってこない。
展開が詰まってるというか、書きたい場面はあるんだけど、そこに話をつなげていく流れがどう持っていったらいいのかよくわからなくなっている。つなぎの部分がどうも面白くないのだ。
こういう時どうしたらいいんだろう?
突拍子も無い事件を起こして無理やり話を進める?思い切って省略して書きたい部分に持っていっちゃう?想定外のことが起こらないと話として面白くないわけだし、だったら想定外のことに登場人物を巻き込ませる?または想定外の人物を登場させて、そいつが何をやらかすか観察してみる?
なるほど。今適当に打開策をブレストしてみたけど、わりとどれも使えそうじゃん。ちょっと明日試してみよう。
実際に書いてみないとわからないんだな、こういうの。
たぶん作家たちはこういうのを経験しているんだろう。
なかなか思うように話は進んでくれないもんだ。書き始めるまでに、どんな話なのか、ざっくりあらすじくらいまでじっくり考えたけど、それでもやっぱりはじめに思っていたようには進んでくれないのだ。
しかし、だからこそ書いてて楽しい、とも言える。たぶんここが、論文とかそういう、”正しいこと”を書くものと小説との違いなのではなかろうか。
書くことをしっかり決めて書く、その通りに書く。これが論文とか、ビジネス書とかそういう類。
書くことをある程度決めて、あるいは全く決めずに書き始め、状況や登場人物の行動に任せて、そこで起こる偶然性や想定外を受け入れて書いていく、これが小説?なのか?
しっかりプロットを作って、その設計図通りに書いていく人もいるだろう。
だけど、これは予想だがそれでも計画通りにいく人ってあまりいないんじゃないだろうか。小説の場合は。
そこに面白さがあるのではないか?
そして、そういう、思いもよらないことが起こるから、読んで面白いのではないか?
思いもよらないことを、思って起こすのってたぶんできない。だって、思いもよらないんだから。思って(考えて)作ったら、思いもよることになっちゃう。
そうか、だったら思いもよらないことが起きてしまうきっかけだけ投入してやればいいのでは???爆弾投下してやればいいのだ。
つまんねーなーと思ったら、それこそ文字通り爆弾でも投下してやれば、嫌でも話は動くよな。場合によってはそこで全員死亡して終わってしまうかもしれない。突然あの世編に突入なんてこともありうる。
おもしれーやこれは。
僕は小説を書きたいくせに読まない。
だから、小説の「型」みたいのが、体に染み付いてない。
こういうふうに、場面のつなぎをどういう風にかいているか、とかがわからないのは、小説を読んでいないせいだという部分も大いにあると思う。
ブログだったら結構読むから、どういうフォームで書けばいいのかわかるんだけどね。
あーやっぱり小説もちゃんと読まなきゃダメかもなー。
とは思うけど、なんだかこれを書いてて打開策が見つかりそうなきがする。
まずはそれを試す方がワクワクする。小説を読むことよりも。
小説も読みたくなったらそのうち読みますよ。やらなきゃいけないこと、と思ってやるのって、結局苦痛になるだけだから。小説は好きだから読むもの。だから読みたくなったら読めばいい。
今は書きたいの。
あーものすごく乱文だけど、書くことで気づくことって、やっぱ結構あるんだな。
そう、偶然性を楽しみながら、話に没入して書いていけたら、きっとそれは幸福な時間になるだろう。
僕はたぶん、小説を書くことにそれを求めている。