おっさんが居酒屋で語るクソ話

スポーツに向いてる人、そうでない人

2022年1月24日

よく経営者とかの話であるのが、日課のランニング中や散歩中にアイディアが浮かんだり、頭が整理できたりして生産性が上がる、というやつ。

僕は走ってる時に何かが思い浮かぶことはないが、ランニング後にシャワーを浴びてる時に、なんか思いつくことが多い。

その思いついた”なんか”は、このブログに日記として書くことが多い。

 

今日はふと、こんなことを考えた。

「スポーツ選手に向いてる性格とそうでない性格」

スポーツ選手になるような人というのは、フィジカルの才能はもちろんのこと、性格的な向き不向きも大いに要素としてあると思う。

 

向いている人→競争に負けたくないから、負けないように頑張る

向いてない人→競争に負けたくないというか、そもそも競争したくない

 

僕は後者だ。

もちろん、競争して勝てば嬉しい。小学校の頃なんかは、かけっこしても相撲を取っても負けなかったから、競争は好きだった。

だけど、中学以上になってくると、どうしても勝てない相手というのが出てくる。

自分が得意だと思っていたスポーツでも、ぜんぜん上がいることを知る。

 

そうなると、簡単には勝てないし、勝とうとするとプレッシャーがかかるし緊張する。

そういう、心理的な負荷というのに耐えられないのだ。

だから試合ではよく緊張してウンコを漏らしそうになった。(実際に何度か漏らした)

 

今、自分はそういう性格だったんだと思うと、やはり僕はスポーツに向いてなかったんだと諦めがつく。

なあんだ、努力が足りなかったんじゃなくて、性格が向いてなかっただけなんだ。へへー

 

僕は、自分がこういう性格だから、考え方には大いにバイアスがかかってると思うけど、「競争」はさっさと辞めてしまった方が幸せに生きられると思っている。

競争するのは疲れる。心が削れる。

スポーツじゃなくても、競争からは降りた方がいい。

へんに心が強かったりすると、しばらくは耐えられてしまうから、逆に良くないと思う。

耐えな続ければいけない人生なんて、いったいいつ安心して寝るんだろうか?

寝るのは死ぬ時だけでいい、なんてかっこいいセリフ、本気で言える人間いる?

 

でも、資本主義って基本的に、自動で競争に放り込まれる仕組みなんだよね。

「まだ東京で消耗してんの?」的な思想が流行った時があったけど、あれだって結局、「自分は田舎であんたらよりも余裕のある生活してますよ」というアピールであって、ただのマウント取り合戦じゃん。

つまりはあれも競争であって、より優位に立つことに成功した自分すごいアピールしてるだけ。

あるいは、ただのポジショントークで、結局金儲けにつなげる布石だったり。

金儲けは別にいいんだけど、つまり競争から抜け出してないよね?それ、ってことよ。

 

よりお金を稼げた方が贅沢はできるし、人々の尊敬も集められる。

お金があった方ができることがずっと多いし、自由も広がる。制限が少なくなる。

だからお金をより多くほしい、と考えるのは自然なことであって、それを目指すようになっているのが資本主義だ。

そしてお金をより多く集めるためには、競争に勝たないといけない。

 

したがって、全員、競争から完全に逃れることは難しいわけだ。

少なくとも精神の世界では、競争から降りましょう、という「教え」みたいなスピリチュアル系やオンラインサロン的なのとかもあるが、でも現実的にはけっこう無理ゲーだよね、と思う。

 

僕は競争はしたくない。

だってしんどいから。

でも、勝ち残りたい、人よりいい暮らしをしたい、とも思っている。つまり競争に勝ちたいと。

そういう矛盾を抱えている。

 

ほんとうに、自分の好きなことをしていれば競争と無縁の世界に行けるんだろうか?

それだけで幸せなんだろうか?

慎ましく最低限の生活だけして、心から幸せです、などという境地に達した人は、ニセモノなんじゃあないのか?

僕にはそこんとこ、まだわからない。

 

もしかしたら、人間が社会的な生き物であるかぎり、永遠に矛盾するものなのかもしれない。

だとしたら、腹をくくって競争に身を捧げる?そうして勝たないと、幸せにはなれない?

いやー、そんなのやっぱ嫌だね。疲れるし。

 

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